剣盾ダブルシーズン7使用構築

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ダブルスピスワ・ブリブリコントロール

8世代ダブルシーズン7、最高495位(6/29)。日本一決定戦予選、レート1680くらい。

 

構築経緯

Pokémon-Icon 038.pngPokémon-Icon 275.pngf:id:K_K04:20200512214324p:plainPokémon-Icon 026.pngf:id:K_K04:20200303002658p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plainという構築をS4で使っていて、結果は振るいませんでしたが使用感が良く、中でも先発f:id:K_K04:20200512214324p:plainf:id:K_K04:20200701215729p:plain後発f:id:K_K04:20200303002658p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plainという選出に強さを感じたので、これを基本選出として構築をスタートさせました。
まず、当時流行っていた鉄壁宿り木ナット・とぐろ催眠ミロがやはりめんどくさかったのと、ロトム・アシレ等の水タイプを見る駒としてDに厚く振り挑発を持ったPokémon-Icon 454.pngを採用しました。そしてトリルのサポートをしつつトリル後も放置できない火力があるf:id:K_K04:20200304235839p:plainを使ってみました。しかしドクロは数値がやはり少し足りず、キッスは構築にマッチしていない感じでなかなか選出と活躍の機会を与えられずにいました。
頭を悩ませていると、催眠・宿り木を跳ね返し、ボディプレスは1/4、炎技もあるPokémon-Icon 858.pngに辿り付きました。さらにこいつに、構築的に重いロトム・アシレとも殴り合えるように、ギガドレを搭載しチョッキを着せました。
そうこうしているうちに鎧の孤島が追加され、教え技が解禁されました。そうなるとせっかくだからイエブリがしたいと思い、構築にも自然に入れたのでf:id:K_K04:20200701224924p:plainをキッスの枠に。
しかしまだ鎧の孤島の少し前に解禁されたエースバーン問題が残っていたので、スピスワ要員をであるライチュウをS124族でエースバーンの上を取れるPokémon-Icon 743.pngに変更し、

f:id:K_K04:20200701224924p:plainPokémon-Icon 858g1.pngf:id:K_K04:20200512214324p:plainf:id:K_K04:20200701225406p:plainf:id:K_K04:20200303002658p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plainで回していました。
ワイドフォースは楽しくはあったのですが、イエッサンサマヨのようなガチトリル展開は対策されまくっていて通すのは容易ではなく、またラプラスライチュウの並びがやはり強力でアブリボンでは苦しい場面があったので、イエッサンを外しライチュウを再び入れ、この形となりました。

 

個体解説

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臆病 HS252 B4
実数値:167-*-81-115-90-193
選出率30% ダイマ率0%

・調整
なし HSぶっぱ 残りB

・解説と感想
ブリブリのブリの方。サポート。スピスワによるS操作。かわいい。
Pokémon-Icon 815.png解禁で慌てて投入したポケモンライチュウでは抜けないのでエースバーンに何も出来なかった。
S124族という高い素早さから、スピスワでf:id:K_K04:20200701225603p:plainf:id:K_K04:20200512214324p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plain等の鈍足エースを持ち上げてやるのが役目。
アブリボンのスピスワはさすがに有名だと思っているので、基本的には読まれているものとして立ち回る。マイナー故サイチェンは決まりやすく、スピスワとサイチェンを使い分けてエースの行動を通すサポートをする。
手助けとサイチェンはスピスワ後・トリル下でも関係ないので腐りにくい。
花粉団子も優秀な技で、実質技が5つあるのと変わらなく、削りと回復どちらとしても使う機会がある。
また、特性でねこだましも怯まない為、仕事を妨害されにくく、先発適正は高い。
一番後に入ったポケモンだったが、使いやすく仕事を遂行してくれたように思う。
タスキはライチュウから奪った。

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冷静 HC252 B4
実数値:164-*-116-206-123-30
選出率20% ダイマ率50%

・調整
なし HCぶっぱ 残りB S最遅

・解説と感想
ブリブリのブリの方。トリルアタッカー。かわいい。
鎧の孤島解禁によって遂に、ラブボ最遅キョダイ夢個体が手に入ってモチベーションがあがった。
自分の中で、こいつでトリルを貼るのは難しいと考えていて(いろいろお膳立てが必要)、別でトリルを貼り、高いCを活かして火力とした方がいいと思い、トリルは技から外した。
構築経緯にも書いたとおり、今では減ったが鉄壁ボディプレ宿り木f:id:K_K04:20200513012705p:plainf:id:K_K04:20200506231516p:plainf:id:K_K04:20200303215737p:plainf:id:K_K04:20200512214533p:plainf:id:K_K04:20200303215649p:plainを役割対象としたため、フルアタチョッキ型になった。
しかし、選出画面でなんかキツいなと感じることが多く、そこまで選出してやることは出来なかった。
火力アップアイテムも持っていないのに、構築上サポートが多いので、フルアタで全抜きを狙えみたいなポジションになってしまい、かなり無理をさせてしまったかなという印象。
それでも、やはりテンバツとフィールドダイサイコは破格の性能で、選出出来る時はなるべく使いたくなる。
この構築ではなかなか活躍の場を持たせられなかったが、もっとこいつをのびのび動かせる構築を組んでみたいと思えるパワーのあるポケモンだった。

 

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控え目 H84 B116 C252 D4 S52
実数値:216-94-115-150-116-87
選出率80% ダイマ率95%

・調整
総合的な硬さを意識してB=DとなるようにBに。残りをHとDに。フィーリング。
Cは特化。エース故。それでも足りない。 
Sは激戦区の60族付近でなるべく上を取れるように。今はほぼ見なくなったが、昔ブラッキーに上からバクア撃たれてムカついたので無振り65族抜き抜き。

・解説と感想
本構築の軸。ダイマエース兼壁貼り。かわいい。
ラプラス構築は弱いという意見も有るみたいだが、自分はめちゃくちゃ信頼しているポケモンで、とても使いやすく、相手にしてもしんどいので評価はかなり高い。
ダイマエース兼壁貼りという文言がすでにセンリツの凄さを物語っている。本来は三手かかる行動(光の壁+リフレクター+攻撃・あられ+オーロラベール+攻撃)を一手で行うので弱いはずがない。
役割は先発ダイマックスで相手の残数を減らしつつ壁貼り。
f:id:K_K04:20200701215729p:plainf:id:K_K04:20200701225406p:plainのサポートを受けて暴れ散らかす。珠で、火力は最低必要なラインにはあり、手助けも絡めれば十分ダイマエースとしての仕事は出来る。
火力を求めてフリドラではなく冷ビを採用した。
原始の力がなかなか珍しいとは思うが、これのおかげでリザ構築にはほぼ負けなしだった。また、このダイロックの砂嵐で襷を潰したり、後発f:id:K_K04:20200303000419p:plainのDを上げるというシナジーもある。砂と壁でかなりの硬さになる。
礫はあると便利な先制技。ドサイの弱保起動にも。
水氷の範囲が優秀すぎて先発でとても起用しやすく、味方のサポートと合わせて腐りにくい。ダイストで雨にも出来るので、f:id:K_K04:20200304235902p:plainf:id:K_K04:20200304235312p:plainf:id:K_K04:20200303002354p:plainf:id:K_K04:20200304235839p:plainと十分打ち合えるのが素晴らしい。100点。

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臆病 CS252 B4
実数値:135-*-76-142-100-178
選出率60% ダイマ率0%

・調整
なし CSぶっぱ 残りB

・解説と感想
かわいい。
アブリボン同様、猫・スピスワ・手助けで見方をサポート。
猫持ちの中では相当早いので実質猫無効。
こちらは避雷針でラプラスとの相性がGood。
ほっすり・エレキネットがある為か、こっちのスピスワは比較的読まれにくい。
放置されるのがつらかったので、襷をやめて磁石を持たせた。放置されても最低限の削りは出来る。が、出来るだけ早く退場して欲しい。
個人的に好きなポケモンなので構築に入れることが出来て良かった。
夢ガラル御三家以降は正直キツかった。

 

 

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生意気 H252 B180 D76
実数値:147-87-173-*-176-27
選出率95% ダイマ率0%

・調整
Hぶっぱ D11n 残りB S最遅
Dを11nにしつつBDがほぼ同値になるように調整。特に調整先を思いつかず、この方が直感的にダメージを予測しやすい為。

・解説と感想
トリル始動、弱保起動要員。
出番はほぼ後発。序盤に高速サポートとダイマアタッカーで荒らした後にトリルにスイッチするマン。
オーロラベールのあるサマヨの硬さは異常で、なんかもう全然死なない。猫・指等のサポートなしでバンバントリルを決めていく。
トリルを決めた後は、f:id:K_K04:20200303000419p:plainの弱保を起動してガンガン地震に巻き込まれていく。
手助けが好きなので使っていたが、痛み分けを試しても良かった気はしている。

 

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勇敢 AD252 H4
実数値:191-211-150-*-107-40
選出率70% ダイマ率10%

・調整
なし ADぶっぱ 残りH S最遅

・解説と感想
火力。トリルエース。
お互いダイマが切れた試合終盤に降臨して、残った敵を一掃する。
弱保ドサイの火力は凄まじく、手助け地震で味方のf:id:K_K04:20200303002658p:plainが死にかける。また岩地面の範囲も優秀。
たまに先発ダイマックスすることもある。
雪崩と馬力は叫びながら撃つ。
鎧解禁前のS7までは、f:id:K_K04:20200303002658p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plainの並びがとにかく好きで強いと信じていたので、一番長く使った並びかもしれない。ゴリラが来て地獄になった。
7世代から使い倒しているポケモンなので活躍させられて良かった。

 

選出と立ち回り

・基本選出

先発f:id:K_K04:20200512214324p:plainf:id:K_K04:20200701215729p:plain
後発f:id:K_K04:20200303002658p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plain
ほぼこれ。ラプラスライチュウで壁貼りつつ敵を減らして、サマヨドサイでトリルにスイッチして一掃。

f:id:K_K04:20200303221759p:plainには、ほぼ初手スピスワダイロックで1ターン降参もらえるレベル。

・VSf:id:K_K04:20200707001737p:plain
先発f:id:K_K04:20200512214324p:plainf:id:K_K04:20200701225406p:plain
横がエルフなら追い風警戒でサイチェンしてもいい。その他なら引かれない限り、スピスワダイストでエスバ確殺。

・その他の選出

 ・ブリブリコントロール
先発f:id:K_K04:20200701225603p:plainf:id:K_K04:20200701225406p:plain
ブリブリしたい時に。ほぼしない。

 ・トリルせず上から
先発f:id:K_K04:20200701215729p:plainf:id:K_K04:20200512214324p:plain
後発f:id:K_K04:20200701225406p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plain 等
サマヨを出さずスピスワで上から殴り続ける。1~2回した。

 ・サマヨドサイ
先発f:id:K_K04:20200303002658p:plainf:id:K_K04:20200303000419p:plain
後発f:id:K_K04:20200701225406p:plainf:id:K_K04:20200701225603p:plain 等
威嚇のいないバンドリみたいなのに。初手からトリルを狙っていって、後発でスピスワの上からにスイッチを狙う。

 

・厳しい相手

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こいつ一生苦手だと思う。

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ブリムの炎技を当てるか、ラプの手助けセンリツとかで無理やり。

VSf:id:K_K04:20200303000419p:plain(S振り切り)f:id:K_K04:20200511001855p:plainf:id:K_K04:20200304235839p:plain
ジェットでドサイ通そうとしてくるやつ。
失念しがちで噛み合わなかった。

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期間が短く明確な対策を詰めきれず。なんとかはなる。

VSPokémon-Icon 812.png
地獄。無理。バナナ。

 

終わりに

アタッカー3・サポート3という構築でパワー不足かなとは思いましたが、これを貫いてまあなんとかなったんじゃないかなと。選出もやはりアタッカー2・サポート2となってしまうのですが、珠と弱保があれば全然戦える範囲でした。のでやはりブリムオンを選出する時にパワー不足を感じてしまったので、ここを実は密かに考えていたクワガノンを時間があれば試してみたかったです。環境変わるの早すぎます。
この構築はサイクル要素がなく、ほぼ死に出しになってしまうので、そこが弱かったかなと。
しかし、ドサイとラプラスの剣盾が始まってからかなり長い期間で使っている2体で500位以内に入れたので満足です。
鎧の孤島の新ポケ環境はもう始まっているので、今後も適当にやります。

おわり。