剣盾ダブルシーズン5使用構築
リザリーフ。
8世代シーズン5、最高563位(4/29)。INC Apr. レート1650くらい。
構築経緯
今シーズンは友人と相談し同じ構築を使おうという事になりました。
そこで晴れパ使いたい、晴れ下で熱風撃つのが強いんじゃね?という話になりそこから構築がスタートしました。
まず熱風要員として、サンパワー込みで最も火力の出せるが決定し、とにかく火力を出したいという理由で眼鏡を持たせた。
次に、横に並べる相方として、晴れ・追い風の。
とにかく絶対晴れにするというコンセプトであったので、最遅。
こいつには脱出パックを持たせた(後述)。
そしてガチ晴れを目指したので葉緑素枠は必要と考え、は流行っていて使う気があまりしなかったので、かわいいを採用しここまでを基本選出とした。
基本選出自体の対応範囲はそこまで広くないが、残り2枠で見れる並びもそこまで多くはないのでトリルを厚く見る事とし、セジュン氏の地震+弱保を参考にし、ジュラルドンが決まり、晴れの苦手なバンドリに強い格闘タイプのに地震を持たせ6体が決まった。しかし、が余りにも重かったのとバンドリにはリーフィアでかなり有利を取れていたので、スカーフ緊張感を入れジュラルドンの上から地震を撃ちつつ、リザを睨んでもらう役割を担ってもらった。
そしてそこまで深く考えず構築完成とした。
・個体解説
臆病 H4 C252 S252
154-*-98-161-105-167
選出率85% ダイマ率0%
・調整
なし CSぶっぱ 残りH
・解説と感想
本構築の軸・コンセプト、熱風マシン。
とにかく晴れ下の火力が凄まじく、こいつで出来るだけ熱風を撃つ。
熱風の火力指数(ダブルダメ)
95×1.5×1.5×1.5×1.5×161×0.75=58,073.2
C特化ドラパの珠ダイドラ(流星ベース)の指数が45,591なので、この火力を2体同時に当てるのは相当爽快である。
具体的に、
H252に44%~52%
なのでで日本晴れ熱風を選択することでバンギでの後出しの受けを許さない。また、
H252に49.0%~57.9%、
H252に55.3%~65.5%、
H252に37.1%~43.6%、
耐久のある半減に対して半分程持っていく事から、受けを許さず逆にこいつら程度の耐久で等倍の相手に対しては一撃で持っていく事を意味する。
オバヒの火力指数は105,958.1で熱風の1.82倍の威力。
どうしても落としたい相手や、片方に余りにも炎技が通りにくい時などに選択。
C2↓のオバヒでも晴れなしの状態のリザの眼鏡オバヒを上回る火力が出せるので2発目も十分強い。
ブラストバーンの火力指数は122,259.3で熱風の2.1倍の威力。
1ターンしか動けないであろう時などに選択。
ふざけた技構成になったが、この型のリザは炎技を撃つことが一番強いと考えこの構成とした。が、同じ構築を使っていた友人はこの枠をソラビにしていた。
最後の原始の力はミラーを意識しての搭載。晴れパは炎ポケモン、この環境では特にリザが重いので採用した。晴れ原始で無振りを確定。
使っていて、その火力に惚れ惚れするポケモンだった。
熱風を主力技としている以上、外しがクソ痛い。
相手はダイマックスしてくると思って動いてくるがダイマックスしません。
初手この指サイチェン等に、とんでも火力の熱風ぶち当てるのは気持ちよかった。
控え目 C252 D4 S252
135-*-105-141-96-168
選出率90% ダイマ率0%
・調整
なし CSぶっぱ 残りD
本構築で妖打点が貴重なため控え目でC特化、Sは最速100族抜きで十分と判断した。
・解説と感想
サポート全一。手動晴れ。
いたずら追い風はやはり強い。いたずら手動天候も強い。
構築単位で竜が重い為、一致ムンフォも頼りにしている。
残りは手助けを採用。横に並ぶアタッカーが物理特殊ともにいる事と、熱風等の範囲攻撃に対して火力をUPさせられる事は偉い。
かわいい。
冷静 H252 C252 D4
177-*-160-150-91-22
選出率70% ダイマ率0%
・調整
なし HCぶっぱ 残りD S最遅
・解説と感想
晴れ要員その2。特性日照りはやはり優秀。
どうしても晴れにしたい構築であるので、バトルの序盤中盤において晴れている限り、こいつは控えにいた方がその力は発揮できる。ダイマックス技や、他の天候要因によって晴れを奪われたのを見てから繰り出し、天候を奪い返す。それ故に晴らす為に場に出たときは早々に控えに戻って欲しく、又晴れエースが無償で降臨できるよう脱出パックを持たせオバヒを撃つことで後攻トンボの形がとれるようにした。しかも晴れ下のC特化一致オバヒなので火力も期待でき、かなりの削りを入れながら控えに戻る事が出来る。
耐久と晴れ込みの火力がそこそこあるので、ラス1で相手を倒して勝つ試合もあった。
自分の立ち回りとしては、このポケモンを大事にはせず、クッションとして動かす事がほとんどだったので、噴火ではなく熱風にした。
欠伸の枠は、最初は守るにしていたがどちらでも大して変わらなかった印象。
クッションとしては大活躍だったが、もう少し別の使い方も織り交ぜられるような立ち回りが出来たらさらに良かったかも知れない。
こいつのおかげでガチ寄りの雨パなど、天候の奪い合いに関してはほぼ無敗だったように思う。
意地っ張り H4 A252 S252
141-178-150-*-85-147
選出率70% ダイマ率80%
・調整
A特化 ダイアースでH252振り確一(威嚇なし)
S準速 最速81族抜き
残りH
・解説と感想
本構築のダイマックスエース。兼アイドル。かわいくて強い。
葉緑素という優秀な特性と、ブイズの高めの種族値、そしてダイマックス技の威力で相手をなぎ倒しまくってくれた。
メインウエポンの草技は現環境では刺さりがよく、辺りにはかなりの圧力がある。アース・スチルなども読まれにくい印象で(リーフィアがマイナーである為に)刺しやすかった。
構築単位でが重いので威力110と物足らなさはあるが、アークの為の噛みつくを採用した。試合終盤に怯み狙いで素で噛みついて怯ませて勝った試合もあった。
技構成を見ての通り、ベースとなる技がクソ過ぎて、ダイマなしでは相当使いづらい。よってダイマ3ターンの間にいかに仕事出来るかにかかっていて、晴れ・追い風等、場が整っていること、威嚇等のデバフを如何にもらわないか、などに注意して降臨させることが重要である。
特殊耐久はお察しだが、物理耐久はしっかりある。加えてサブウェポンがアース・スチルでグラスフィールドもよく展開されるのでたまに場持ちがいい。
ダイマエースとしての働きは十分にしてくれた。
意地っ張り H4 A252 S252
176-204-130-*-120-113
選出率35% ダイマ率0%
・調整
なし ASぶっぱ 残りH
これではHも16nになるし、S244振りでスカーフで最速100族抜きに調整しようと思ったがミスって全部振ってしまって最速101族抜き。別に誤差。
・解説と感想
の弱保起動係。兼リザキラー。言わずと知れた数値お化け。
トリル潰しの為に、ジュラルの上から地震が撃てて、かつ重いを奇襲で潰せるのでスカーフで採用した。
ガチ晴れパである為、砂が邪魔なので特性は緊張感。だがこれはヨロギリザや、ジュラルドンで潰したいトリル始動役が、ナモやリリバを持っていても無効に出来るシナジーがある。
Sラインが下がった今作では100族抜きで十分な強さを感じた。上から撃つ岩雪崩は強い。無限の勝ち筋。
また、弱点の格闘・地面・鋼をリザで受けられるため地味に相性が良い。
試合終盤のスイーパーも担ってくれた。
臆病 H4 C252 S252
146-*-135-172-70-150
選出率20% ダイマ率100%
・調整
なし CSぶっぱ 残りH
リーフィアもそうだが、80族は周辺は激戦区で主にを抜いておきたかったので最速とした。
・解説と感想
トリル阻止怪獣。
指トリル系を筋金入りでぶち抜いていく。当初は相方がルカリオだった為、猫トリルにも対応出来たが、割と猫がバンギに撃たれる為、選出率は少し下がった。
それでも、弱保が発動したこいつの火力はとても頼りになり、初手でトリルを潰し、そのまま全抜きしてくれることもしばしば。
また、苦手なや、やなどを無理やり見てもらうなど意外と役割は多い。(ドラパはシーズン後半、の増加で特殊型が増え、かなり相手しずらくなったが。)
しかし、最も致命的な欠陥として、こいつはダイマを切らないとかなり微妙なので、
同じくダイマを切らないとポンコツのとの同時選出がかなり厳しい事があり、リーフィアを出したいことにより選出出来ない試合がかなり増えてしまった。(逆にジュラルを出したいからリーフィアを出したくても出せないこともあった。)
ジュラルドンでしか出来ない動きはしてくれていたが、トリル対策としてまだまだ考える余地はありそうに思う。
だが、選出した試合はほぼ役割を遂行して活躍してくれたので決して悪くはなかった。
ラスカと10万の技レコードがなかったから、徹底抗戦と雷。
・選出と立ち回り
基本選出
先発
後発
基本的にこの出し方。
1ターン目は、で晴れ、で熱風。
と対面してしまってもこのムーブでゴリ押す。
初手対面した相手が猫だま系なら、バックの出しでほぼ同じ結果が得られる。
リザエルフの並びならリザに猫が来ることはほぼ間違いなくない。
リザの熱風で無理やり等の威嚇勢を釣り出し、後発のを暴れやすくさせる。
は場にいる時、脱出パックが残っていて控えがまだいるなら、どんな状況でも初手にオバヒを選択するのが吉。な気がする。
VS
先発
後発or
で行ってもいい。リーフィアで押し勝てる。威嚇がいたら注意。
基本選出で行くこともある。
VSカエールパ系
先発
後発or
相手の先発にやが来てダイマ切りながらゴリ押してくるパターンが多いので、トリル貼られるのを覚悟で手助け大草原で相手のエースを初手から落としに行く。
それでもまあを前に突っ張るかは人による。
VS
先発
晴れダイアースでドラパの上からタンザンを叩く。僅かに落としきれないがドラパの波乗り圏内に入り、敵のドラパがとどめを刺してくれる。
VSリザ系or(トリルなさそう)
先発
の隣がなら追い風エッジを選択。当たれと叫んでリザを確定で落とす。岩雪崩では低乱の為。
隣がなら手助け岩雪崩を選択。エルフに猫かサイチェンしてくることがほとんど。
スカーフバンギで初手にキョリザを落とせばほぼ試合は決まり。
VS(晴れトリルスイッチっぽいの)
先発
で出して晴れ原始を撃つパターンもある。同速原始ガチャ。
VSガチトリル
先発
後発or
この先発2体でほぼ全ての初手トリル展開は阻止できる。
厳しい相手
・竜全般
VS
残念なことに、本構築は採用率トップクラスのドラパに対して明確な回答なし。
しかし、きついなと思いながら適当にわちゃわちゃやっていたらなんとかなってるようで、意外と勝率は悪くない。それでもやはりゲロ重い。
VS
かなり厳しい。のムンフォをなんとか当てる事だけを考えて立ち回る。
VS
晴れの天敵。ほぼ無理。ヌメ以外を全力で処理し、残ったメンバーでヌメルゴンに総攻撃をかけるような立ち回りをしてみる。
・VS
火力がギリギリなのでフレガが重い。バルドルさん系のパーティなどはかなり厳しい。
・VS
影踏み猫で初手晴れに出来ない。と組んでいたら最悪。
・終わりに
使っていてとにかく気持ちの良い構築でした。
眼鏡リザのゴリラ火力、晴れ追い風リーフィアの圧倒的なS、スカーフバンギの奇襲、トリル潰しギミック等、スカッとする要素が盛り込めたと思います。
攻撃が最大の防御というのを体現したようなパーティなので、勝つも負けるも1試合の試合時間が短めなのもナイスなポイントです。
主力が熱風であり、岩雪崩も当ててもらわないと困る場面が多すぎる為、試合中はほぼ叫びながら祈っています。
最終日は、順位700位くらいから、2体ともHP赤のミロとバンギに熱風を両外しし、この構築はここまでだなと感じ終わりました。
今後も適当にそこそこ勝てる楽しい構築を作ることを目指して考察していきます。
5月になって2週間たちますが、今月まだポケモンを起動すらしていませんが、とりあえず鎧の孤島までは今の環境を楽しみたいと考えています。
500位くらいを目標にし、記事にしていきたいと思っていますので、また記事に出来るような構築が出来るよう頑張ります。
おわり。